2016.5.29 WDSC – Endo,MTA

講師

endo1

 

・戦場をしっかりと行う為の根管形成 ・根尖部の最近を可及的に少なくするために ・根管形成は根管充填のためではない、根管洗浄のためである ・感染根管治療では根管形成は太目になる

12ヶ月後の治癒率 Sainni et al JOE 2012

洗浄効果 Falk et al..JOE2005 ・拡大サイズ#36より#60,#77の方が良好、プロファイルによる。

入れ歯洗浄剤;細菌が半分になった→1回細胞分裂すれば終了。

以前は先生は細い根管形成がよいとおもっていた。

Ni-Tiでほそーい、米国式根管治療 綺麗なレントゲンということ。 それでは治らないものもある。

endo2

穿通の必要性

穿通していないと根尖部は洗浄できない。→開かないからせめてよく洗浄すると いうのでは、、

・アピカルシート→この概念はもう終了。 レッジを作って細菌を根管に詰める だけ。 尖通していないと、レッジ、洗浄不可、排膿不可。

症例より、根尖部石灰化物はあてにならない。穿通させたら排膿してきた。

O.K マイクロエキスカ(岡口守雄先生)

endo3

一つ一つ手作業で作製している。先端は手で曲げただけ。瀬戸製作所

G.Pの除去endo4

本来クロロホルムが一番除去できるが、発がん性の問題がある。 レシプロで除去しようとしても側壁部に残存する。 今はエキスカで除去、
除去後は根尖が広がるのでMTA ・GPは1800年代から使用されている。

バイオフィルムendo5

エンドでは洗浄された物質がどこにいくかを意識する必要がある。 エンドでは詰めるよりも取ってくることが重要。 いくら洗浄しても内部から除去しないといけない。

根管充填の脆弱性

鈴木賢策先生:「ぴったし根管充填ならば一生もつ」

→gpは収縮するので一生は持たない。MTAなら、、、

デンタルでぴったし根充はオーバーでは?→「みんな卒業すると短くなるから 少しオーバーくらいに教えておいたほうがちょうどいいんだよ」 と。

大学では太く、まっすぐ、短くのシングルポイント充填がおも。

根管充填材

・収縮せず吸収されにくい根管充填材:gpは必ず収縮する。 約2年で硬くなる→gpの期限。

・根管充填には細菌の埋入効果が期待できる。くさいものにふたをする。 ・水分があってもよく硬化するシーラー:AH-plus:

MTAも水の中で硬化する。

MTA

・根尖孔が拡大されている症例、根尖孔付近の穿孔があるケース、穿孔部の閉鎖 と根管充填を同時に行ったほうが確実な症例。

・フィラテックス:根管の中で見えない部分、本当に硬化するのか?

・象牙細管中の水分と行っても、、、、

利点:水分があっても硬化、封鎖性、収縮しない、ハイドロキシパタイトが形成 される可能性、生体親和性

欠点:充填操作が難しい、再治療困難、気泡混入

CBCTの有用性

・根管ごとにピンポイントに診断できるのが一番重要。

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3Dプリンター

顕微鏡

・顕微鏡は同軸照明、ルーペは落射照明。 ・明るさ:価格 ハロゲン<LED<キセノン ・対物レンズ;3.4 , 5.1, 8.5, 13.6 , 21.3 ・先生はFinal cut proX.Adobeを使用

MTAendo7

欠点:硬化が遅い、歯を変色、高価

・水分を除去し、コンデンスにより多孔性を防ぎ、上に水綿球をおく。そしてあ る程度の厚みが必要。

MTA

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MTA

endo9

改造K-File

洗浄

・洗浄により削片を除去することにより術後疼痛は減少する。 ・根尖部をきれいにできるのは洗浄、マイクロエイクスカ ・Buchananは感染根管で20分、抜髄で40分、→ buchananは嘘つき ・先生はTERUMO27~31Gを使用して洗浄

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2016.1.10 WDSCわたしが考える「矯正治療の要点」 〜治療をむつかしくしないために〜

わたしが考える「矯正治療の要点」 〜治療をむつかしくしないために〜

福井 隆彦 福井矯正歯科クリニック 大阪府堺市

矯正治療をむつかしくしないために!

対症療法で矯正治療を行うと治療がむつかしくなり、良い治療結果が得られず治 療期間も長くなる。

矯正治療に必要な知識。

「考える」シリーズ

・診断を考える
・Levelingを考える
・Force balance を考える ・上顎前歯のretraction を考える ・上顎前突症(II級)の治療を考える

考える習慣が必要 矯正治療への自信は高レベルの治療成績を生む 自信は知識と技術の習得から。 まず塾考すること。→それを表現する。

矯正治療の成果

術前 機能面や審美面二問題のある不正咬合 それなりに機能

1980年頃straight wire法の導入に伴い材料の開発、装置の装着が容易になっっ た。 1つの治療法、装置の使用法をしっただけでは対処できない症例は沢山存 在する。患者の状態箱子に異なることから、治療法をマニュアル化することはで きない。

一般的には治療法から学び始める傾向にあるが、治療の各段階での処置が適切で あるかの判断は基礎的な知識量と正確さ二より左右される。

k

なぜこのような不正咬合が発現したのか? →何をすべきか?が見えてくる

正常とは? :正常咬合の概念が必要。これがないと目標が立てられない。
良い治療と悪い治療は?:優れた治験例を数多く見ることで治療の良し悪しが判
断できる目を養う。

Stoner’s 4D

1.Degree of force 2.
3.
4.

Differential force :差動矯正力

常にこれを考える。 そして先生は常にBand使用。 Bracket position:常に10 0%理想的位置に付けれるとは限らない。 ストレートワイヤーやっててもベン ディングは必要。 なぜならブラケットポジションは異なるから。

結紮:これは意外とすごく重要。これで治療の結果が異なる。 スタッフやアル バイトにやらせてたりする→理想的な動きは不可能。

Soldering:蝋着:クリンパブルフックも良いが蝋着には劣る。

臨床に必要な知識

診断がしっかりできるのか? それを行う前に非抜歯だ。レジンブラケットだと
いうのは有りえない。 治療のための装置なのでそこを選択として持っておく。

不正咬合の状態把握

セファロ分析所見:いろいろな分析方法がある。 模型分析、レントゲン、その
他資料。 精度の高い資料をつく

MBSによる治療では ブラケット

http://www.slideshare.net/indiandentalacademy/space-closure-by- frictionless-mechanics-2

Gable bend

gable

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2016.1.10 WDSC 矯正 ーわたしが考える「矯正治療の要点」

わたしが考える「矯正治療の要点」

〜治療をむつかしくしないために〜

 

矯正治療は知識と技術と経験によって支えられている。いくら豊富な知識を持ちわせていても、それを表現する技術力が劣っていては満足のいく地検量は得られない。

矯正治療にパーフェクトは存在しない。

したがって学問上の限界はない。

矯正治療を行う限り、自らの治療の質の工場二一生探究心が求めれるみ直的な学問

 

1980頃

 

◾️edgewise法による矯正線の物理的性質

1。太さ 2長さ 3。レジリエント

 

◾️edgewise法でみる歯の移動

1。移動様式1:archi wireがRailとなってbracketがスライドし歯が動く場合

2。移動様式2:brackettとwireが一体となりarch wireが動くことで歯が動く場合

3。移動様式3:補助力によりワイヤーがブラケットスロットをスライドすることでarch wireに固定された部分の歯が動く場合

 

◾️診断シリーズ

 

1。上顎前歯部に問題のある引き継ぎ症例

他院での初診時年齢:7際 主訴は正中離開。上顎側切歯先天欠損、それを永久歯列になるまで観察。 治療開始年齢は10才5花月。 左上、下顎左右の第一小臼歯抜歯。 その半年後に転院。

先生は歯の移動を多くする場合は022ブラケットを使用する。

 

この症例はどうしたかと言うと。すべてのブラケットを除去し、半年間放置。そして本来の各歯の位置を見極めることにした。 バウラケット撤去後前歯部での外傷性咬合の軽減のため結節を削合した。

→自然に臼歯は噛み、前歯正中はあってきた。

 

→再検査。 装置撤去後2年。だいぶ変化した。 セファロより骨格的改善は必要ない。

すでに抜歯されているので正中を一致させるのと臼歯咬合。

手順:上顎中切歯歯根は短いので極力あとからブラケットを付ける。 022*028 ブラケット

 

1。下顎016Ni-Ti:慣れさせる為の意味。

2。2ヶ月後 018オーストラリアンワイヤー

3。4、5ヶ月後 下顎7、7バンド装着。 下顎犬歯にgable bendを入れる

4。5.5か月後 上顎前歯部にはガードチューブを入れる。

5。6、5ヶ月後 上顎016へ。上顎7にモジュール(患者様への配慮)

5。13.5ヶ月後: 下顎6近心にフック蝋着。

 

◾️診断:あらゆる医療は診断野本に治療が始まる。的確な診断により最適な治療が行える。

→治療方法抜歯、非抜歯だとではない。

 

1。不正咬合の状態把握

2。治療目標設定:これが一番重要。 何をすべきか? 何ができるのか?

3。治療手順:抜歯の必要性・部位・使用装置の決定

4。動的治療期間の予測

 

◾️模型観察

1。上下顎の前後的な位置関係(大臼歯・犬歯の 咬合関係、over jet,,,etc)

2。上下顎の左右の位置関係 (midling ・側方歯軍の咬合関係、上下臼歯の頬舌的傾斜

4。上下歯列弓の形態・大きさ

5。curve of Spee

6。上下顎前歯の歯軸傾斜:咬合面観で舌面の見える量

7。上下顎歯列のdiscrepancy:

8。ここの歯の形態、位置異常・大きさ

9。下顎の前方・側方運動の予測

10。舌突出癖の有無 : 使い方を教える。ゆく〜りと教育

 

模型上で予測不可能な事項は 頭蓋からの上下的位置関係、上下顎の形態・埋伏歯の有無、歯根の状態など

→先生は模型上の観察後、セファロの計測値から各データの関連性を考える。

 

◾️セファロ分析についての考え方

・一般的に不正咬合の診断二セファロデータが14される。

・基準値は:1。限られた数の正常咬合者の平均値、ある個人の正常咬合者のデータ

 

・基準値をどうつかうか:その利用法は各術者の考え方で決めること。

・データは診断より治療前後の比較の方が得られる情報量は多い。

・あくまで平均値はあるが、各データの関連性が、、、。

 

◾️Steiner 分析による理想値:治療目標。 あくまでの。。 実際に数値に左右されない

 

◾️F.O.R.G式set-upmodel

1。術前の上下模型を印象する

2。歯頚部が隠れるまで普通石膏を流し、高架前二張りを取る。

3。ユーティリティーワックスを歯列の形状に曲げる  長さ5っm程度短く

4。パラフィンとユーティリティーワックスまで座ものを2mm程度の厚さに流す。

ワックス効果前に上記ユーティリティーを歯列の中央に置く

5。普通石膏を流し、模型の基底部を作る

6。高架後トレーのみを外し、その後印象材を除去する

7。石膏面とワックスが分離したら正しい位置に戻し仮止めする。

 

◾️Leveling

・歯列の長径を拡大させる傾向にある

・前歯の神速傾斜や圧下は振りになることが多い。

 

◾️先生の場合

・前歯レベリング時臼歯は動かさないように6近心にストップループや

・犬歯ダブルのブラケットを使うと犬歯遠心移動させるとこに前歯がフレアーになりやすいので先生はシングル。そしてシングルで前歯挺出してきそうならgable bendを入れる

 

◾️lleveling と前歯部bite opening:

・上顎では犬歯の低位と近心傾斜、近心傾斜の第一大臼歯にlingual arch.palatal archの使用。

・下顎ではすぴーの平坦化。

 

◾️下顎前歯の位置の重要性

・下顎前歯は整直していなければならない。

・下顎前歯の軸傾斜と上下的な位置は治療結果に大きく影響を与える

・治療目標を定める時、必ず下顎前歯について検討すべきである

・治療手順の中で下顎前歯の位置に影響を与えるステップは注意深く行う必要がある。

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2015.3. WDSC 3DS 武内 PMTC、食育

口腔保健

講師:武内先生 鶴見大学臨床教授

KEYWORDs

・良いプラーク、 ・歯周病と血管 ・骨強度
・PMTC

歯垢

新しい歯垢:グラム陽性球菌:乳酸菌 古い歯垢:グラム陰性桿菌 LPS

Keywords: 歯槽硬線

歯周病

Keywords: 歯原性菌血症

レントゲン

2015.3_1

Keywords: 歯槽硬線

メタボリックドミノ

糖毒性、脂肪毒性

HbA1c

2015.3_2

GI値 Glycemic Index:血糖指数

2015.3_3

グリセミック指数 (glycemic index) とは、炭水化物が消化さ れて糖に変化する速さを相対的 に表す数値である。1981年にデ ヴィッドJ.ジェンキンズ博士ら が、食品による血糖値の上がり 方の違いを発見し提唱した。グ リセミック・インデックスまた はGI値とも表現される。後に、 炭水化物の量も考慮したグリセ ミック負荷が考案されている。

高GI食品と低

GI食品は大き

く食物繊維が 異なる。

トランス脂肪酸2015.3_4

「プラスティック化された油」 LDLを増加させ、HDLを減少させる働きがある。

不飽和脂肪酸には、炭素の二重結合のまわりの構造の違いにより、シス型とトランス型の2種類があ ります。

シス(cis)とは、“同じ側の、こちら側に”という意味で、脂肪酸の場合には水素原子(H)が炭素 (C)の二重結合をはさんで同じ側についていること表しています。トランス(trans)とは、“横切 って、かなたに”という意味で、脂肪酸の場合では水素原子が炭素の二重結合をはさんでそれぞれ反 対側についていることを表しています。

天然の不飽和脂肪酸のほとんどは、炭素の二重結合がすべてシス(cis)型です。これに対して、ト ランス(trans)型の二重結合が一つ以上ある不飽和脂肪酸をまとめて「トランス脂肪酸(trans- fatty acid)」と呼んでいます。

トランス脂肪酸

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特に山崎パンはマーガリンを練りこ んで作成しているのでやばい

野菜

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計るだけダイエット

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100gでつける。水分量の出入り

http://diet.nucnuc.com/basic/weight-control2.php

METs(強さの単位)、Ex(エクササイズ) METs(メッツ)は「Metabolic equivalents」の略で、活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを

表しています。例えば”歩く:近所での散歩” は2.5METsですが、これは安静時の2.5倍の代謝(カロリー消費)となる。 Ex(1時間あたりの活動量) = メッツ✖︎実施時間(時)

週23エクササイズを目標とする。
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睡眠

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夜10時〜午前2時に成長ホルモン分泌ピーク

活性酸素

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Q1.歯周病と深く関わる全身疾患について

・肥満 ・高脂血症 ・糖尿病 ・誤嚥性肺炎 ・心血管疾患 ・脳血管疾患

Q2.糖尿病による高血糖状態があると歯周病が悪化する理 由について患者様にわかりやすく説明しましょう。

歯周組織から出た炎症性の物質がインスリンの効きを悪くする。

・高血糖による歯肉微少血管のグルコーススパイクによってやられる ・高血糖によるブドウ糖と体のタンパク質が結びついてできるAGEの蓄積。 ・AGEによる破骨細胞の活性化
・高血糖による組織の障害

※炎症性物質とインスリンの関係

Q3歯周病と肥満が相互に悪くなる理由について説明

歯周病の組織から炎症を起こす物質が出る。 肥満をおこしている脂肪細胞から同じ物質が出る これらの物質が歯周病組織。脂肪細胞の両方を増悪させる

Q4 DHの行う定期予防処置のなかでTBI以外にどんなも のがあるか。

・禁煙指導
・食速度 ・熱いものを飲まない指導 ・代用糖の種類と使い方 ・フッ素 ・プラークの為害性 ・ストレスと食いしばり

Q5 しかと関連する内容で血管を悪くする因子を説明

・歯周病など慢性口腔感染症による菌血症 ・歯周病におけるLPSノケッカンナイシンニュウトTNF-α賛成 ・う蝕発症の生活習慣に続く高血糖による血管内壁の参加。損傷 ・歯周病、咀嚼機能不全による

Q6 咀嚼機能と栄養素の関係で糖尿病、骨粗鬆症および サルコペニアについてその関連を説明

・カロリーオーバー、血糖値上昇 ・タンパク質低栄養状態により骨格筋量減少

Q7 歯科が生活習慣指導を行う必然性をう蝕、歯周病、 欠損補綴の3つをからめて説明

1。

Q8 歯周病と肥満・糖尿病における航空関連の生活指導、 健康教育にはどんなものがあるか

1。食育 2。総摂取カロリー 3。糖質の摂取頻度 4。食速度 5。咀嚼機能の評価

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2015.1.11 WDSC GUMMETAl

講師

 

不正咬合(機能的)の治療は干渉などによって引き起こされる。

ヒトの下顔面の成長は上顎骨の下降に伴う上顎大臼歯部の咬合平面の水平化と咬合高径の増加に対して常に下顎は神経筋機構や口腔周囲筋の働きによって前方回転し、下顎位を適応させることによって進行させている。

臼歯部咬合を変化させ、下顎の回転を起こさせる。

不正咬合治療のためのGEAWを用いた矯正治療の考え方。

 

■咬合治療の概念gummetal1

額顔面頭蓋の進化的背景

額顔面骨格の成長における

動的バランス

 

■ヒトの額顔面骨格多様性

ClassⅠ~Ⅲ  霊長類はほとんどバリエーションはないが、ヒトは多様性。

それは臼歯部咬合平面が原因となっているのでは?という考え方。

 

■体幹の直立化に伴う姿勢の変化

頭蓋の環境要因が変わり、2足歩行を始めた。額顔面骨格の姿勢形態変化に伴う頭蓋角の変化。

 

つまり下顎位は非常に不安定

顎の前後径が短くなることによって、頭蓋角の屈曲。顔面頭蓋の垂直化。

→Hiverticalは垂直化が大きくおこったひと。

 

gummetal2

霊長類は犬歯がⅢ級になる。これは獲物を捕らえる為。Ⅰ級だと獲物をとりのがしてしまう。

 

霊長類の下顎位保持機構と人類の比較

1。犬歯ストップ  →人類は犬歯ストップをなくした

2。骨突起による支持(下顎頭が広報にいかない)→骨突起支持はない

3。咬頭嵌合 →不安定

4。咬合(咬合平面)がフラット →低くなった。急峻になった

 

→上顎骨の成長方向の変化 垂直方向へ変化した。

 

■成長発育からみる咬合構成要因

乳幼児→成人。霊長類と違い人類は変化していく。頭を上げ、下顔面部が垂直方向にせいちょうしていく。

そして霊長類はOpen Arch:横には動かない、 人類はClosed Arch。

 

■新生児

顎顔面部は20%以下、頭蓋部の成熟度は50%、

最も歯ぎしりするのは3歳くらい。咬頭傾斜がなく、歯ぎしりしやすい。

それができない場合は夜泣きやおねしょにつながる場合もある。

そこから乳歯が萌出し、垂直的成長をし、咬合平面の変化と咬合機能の発達と適応。

→下顎の適応

乳歯列の後方に第一大臼歯が萌出してくる→下顎頭の成長と下顎の前方回転

6~14歳の間に咬合平面はフラットになってくる。MPも平坦化していくる。

 

乳前歯萌出から臼歯部萌出→下顔面の開大 →咬合平面の平坦化→下顎の前方回転→下顎頭の成長。  →臼歯咬合状態の変化によって多様性が出てくるという考え方。

 

上顎骨が下降→高径の増加→下顎の適応。適応がないとopenbiteになる。

 

先生の考えでは顎は前方に成長するのではなく、垂直に成長するという考え方が大事。

咬合高径を上げる量を測定し、乳臼歯にレジンキャップを装着する。交換するまそのまま。

Ⅱ級の場合メタル。

 

■歯胚の叢生

新生児の上顎乳歯列から観察すると乳歯歯胚は叢生状態。そして吸うことによって機能を起こり、そして良い位置になってくる。

上顎前歯永久歯歯胚も乳歯の下に捻転して入っている。

 

■垂直的成長方向への不調和を発見する。

 

上顎3萌出スペース不足→上顎前歯前突させる+大臼歯部高径を上げる→側方歯群の萌出。

 

上顎大臼歯部の咬合平面の変化。UOPがどんどん変化してくる。

FH-OP :下顎の前後的位置に帯する咬合平面の影響。

咬合平面の急傾斜→下顎の後退 、下顎の開大

咬合平面の平坦化→下顎の前方回転

UOP-SNA

gummetal3

タナカミドリ:Toronto canada,

 

Steep occlusal plane → Retrognathic mandible、classⅡ、

Flat →Ⅲ

High vertical(HV): この場合は上顎steepにする

Low vertical(LV):  LV Open、

 

adaptable and changeable。

 

S-N-5は不変。5を中心として前方、後方。

 

MVSO system:脳頭蓋ていの前後的ディメンジョンを展開

上顎骨ー鋤骨ー超頸骨ー後頭骨系。 超蛍光灯軟骨結合が関節を形成し動的バランスに寄与

 

TMHC system:頭蓋顔面の垂直的ディメンジョンを構成

側頭骨ー下顎骨ー舌骨ー鎖骨系

顎関節、頭蓋関節、舌骨を中心とする筋肉系の自由運動によってクビの旋回運動、あがく運動、あたま位姿勢維持のために動的運動を行う。

側頭骨と下顎骨は筋肉と「ガッ」と付着している。つまり下顎が動くということは側頭骨もリンクしているということ。 そしてクビが傾いた方の方があがる。

 

側頭骨は蝶形骨、後頭骨の間にあり、Sliding jointしている。

 

キューピット反射:頭をふって、短い首を回転させる。

 

そして片側の咬合高径の増加は下顎を後方に偏位させる。f

 

吸い口:f

 

■顎顔面の垂直的高径と成長発育

上顎骨は軟骨部に添加が起き成長していく。という考え →佐藤教授は蝶形骨の角度の方に注目した。そして前頭骨の成長によって上顎骨の成長発育方向が変化していくr。前方、回転、垂直。そしてそれらの複合。

 

 

下顎の成長と下顎の回転。Rickettsはcentralcoreのことを言って、そして渦を巻くように成長していく。EVApoint:作図上でてくる。そしてその回転半径が小さいヒト、大きい場合によって変化してくる。

 

Tangent Law(Page):接線の法則1952。 下顎の回転と歯軸の関係。機能面に対して90°になるのが一番効率がよい。   牛は前歯がない。

 

High mandibular plane angleの考え方

ClassⅡ:後方か移転。lowvertical、ClassⅢ:前方か移転のhighvertical

 

■不正咬合(要因)はこの5つのみ。

早期接触、咬頭干渉、咬合干渉、咬合支持喪失、前歯部の干渉。

そしてこれらが何故おこっているのかを考える。それが根本課題。

早期接触:習慣性閉口路上。回避運動を誘発する。咬合紙で確認

咬頭干渉:生理的下顎位での下顎頭の回転運動に影響。下顎頭の引き出し現象を誘発

咬合干渉:滑走運動路上:回避運動を誘発

咬合支持喪失:下顎頭への圧迫。compression

前歯部干渉:フラットスプリント、ブラックスチェッカーで計測。下顎の後方あるいは側方変位を誘導。

 

■不正咬合治療のポイント

1。不正咬合の要因が存在しない咬合を完成させること。

2。上記を排除し、セントリックストップ、ポステリアサポートを得ること。

 

A-B plane と咬合平面

 

■診査

セファロ、CMS、模型分析

 

AOPを基準平面する。これがあるのはギルバッハとSAM

 

Angle of Discclussion:

 

Denture Frame Analysis:先生はこの3角形をよくみる。そして調和がとれるようにする。

ODI:

APDI:

CF:ODI+APDI

上記4つをセファロより分析。

 

■機能的適応

垂直的成長能→この量の違いにより、下顎の水平的垂直的適応能の変化。

それと供に下顎枝の潜在的成長能、下顎角部の吸収(咬筋の伸展性)

上顎大臼歯部の傾斜度(UOP:Posterior)

Denture flameの面積、角度

 

■形態的分類

Skeletal class 2

skeletal class 1

skeletal class 3

high mandibular plane angle(skeletal open bite)

low mandibular(skeletal deep bite)

high vertical

low vertical

 

進化的背景 Ⅱ→Ⅰ→Ⅲ、deep→openbite

 

 

 

 

 

■適応反応

第一段階:咬合高径の増加(環境の変化)二帯する非特異的な適応反応として下顎の最大が発言する

第二段階:顎顔面骨格(機能的器官)に特異的な適応反応として咀嚼筋、口腔周囲筋と中枢神経系の連携による下顎の位置や姿勢の変化

第三段階:総体的適応がおこる

最終段階:習慣化

 

■代償反応

垂直的代償、歯と歯槽による代償

 

Ⅲ級のローアングルは咬合高径を上げる

Ⅱ級のハイアングルはどうするか? →圧下。

 

スワブさんはCompensation部分を補綴しないさいと。

 

full classⅡ:3と4が嵌合し、これ以上顎が後方に行かないようにしている。

 

■診断:歯科の場合は正常からの逸脱を判断する。医科は病気を特定して病名を判断。

→診断は人間によってなされる責任にある決断である。それゆえ、診断は倫理的判断のもとになされなければならない。

正常の定義:咀嚼器官は多機能性器官、正常とはなにか? 正常は安定か?

生体は常に変化し続けるもの。永久的に適応を繰り返すのが生体。

Eufunction(個性正常機能);

 

 

■simple leveling:通常レベリング、そして上下顎前突をつくっている。だから抜歯となる

■Strategic leveling:コイルスプリングを使用し大臼歯起こす。ただ強い咬合だとなかなか起きない。

■GEAW:最初からGUMMETAL0014ラウンド、歯根膜をならす。そしてそして小林フックを装着し、ゴムかけの練習も。

小臼歯当てる→大臼歯干渉除去→臼歯傾斜させる→前歯叢生改善。

トルクでGUMMETALは折れ易いのでゆっくり。小臼歯をガイドとする。

 

面積が広いヒト:lowangleの抜歯した場合はスペースあける。そしてそこにインプラント埋入する。

 

■Bracketposition:4を中心として上顎4から後方は4.0、3は+0.5、2は-0.5、1は0。下顎は4を中心として大臼歯が3.5、犬歯+0.5、1、2は-0.5。

さじかげん。

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