遠藤矯正2012-2013年WDSCベーシックコース1回目

遠藤矯正2012-2013年WDSCベーシックコース1回目

場所 御徒町 サンデンタル研修室

講師 遠藤先生

●9月16日・17日に遠藤矯正2012-2013年WDSCベーシックコースの1回目が行われました。
今回は御徒町のサンデンタルさんの研修室が会場でしたが、新しいきれいな研修室に少々戸惑い気味。 私も早3回目のベーシックコースとなりましたが、回を重ねるごとに気付かされることばかりです。

それまでも話をして下さっていたにもかかわらず聞き取れていなかったことも、臨床を重ねるごとに身に染みて内容が 解ってくる感じがします。当初より遠藤先生には「まず症例を」と言って頂いて、症例相談でより実践的に取り組むことで 身を以て理解していくことと、治療の方向性が(咬合・審美ともに)しっかりしているので、私が出来るか出来ないかは別にして、 理解しやすいのがこの研修会の魅力だと思います。

自分の臨床に矯正という選択肢が入ったことでとても幅が広がった様に感じています。
懇親会は、本体とは別に矯正のみで、「今半」で美味しいすき焼きに舌鼓。参加されなかった方は残念だったかも…。
今期も宜しくお願いします。

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プロビジョナル作成法

場所 

講師 西川先生

●今回は西川先生の第3回目の講習です。2日間でプロビジョナルの作成法を実習で学びました。レジンの圧接と形態修正により、歯肉形態を整えていきます。天然歯の形態を細部まで再現するのはとても難しいですね。特にマージン付近の緻密な調整法等は大変良い勉強になりました。皆さん最後まで熱心に取り組んでいたようです。

●懇親会は矯正と合同ではなく本体のみで、西川先生、児玉先生そして女性歯科医のち原先生をお招きして行いました。会場は湯島の大昌宛という焼肉店です。今回は綾野会長が突然ベジタリアンに変身してしまったため、焼肉店にもかかわらず中盤までは野菜しかでてこず、お店の方に不思議な集団と思われたようでしたが、後半からはお肉も魚介も食べきれない程お皿が並び、皆さん笑顔で満腹になった方も、お酒で真っ赤なお顔になった方もおり、とてもとても楽しい宴会となりました。

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2012.1.8 WDSC 「インプラントアンカーを用いた矯正治療」 @新潟県

2012.1.8 WDSC 「インプラントアンカーを用いた矯正治療」 @新潟県 
 日本歯科大学新潟 矯正歯科・口腔外科合同主催 

■インプラントアンカーの植立部位とサイズ
 基本サイズ:直径1.6mm×8mm

・上下顎臼歯部頬側歯槽部: 1.6mm × 8mm
・上顎臼歯部口蓋側歯槽部: 1.6mm × 8or 10mm
・上下前歯部唇側歯槽部:1.4~1.6mm × 6 or 7 or 8mm
・口蓋正中部 :1.8mm × 8 or 9mm
・下顎頬側棚部:1.6mm × 10 or 12mm

【矯正力を負荷する時期】
 1.ミニスクリューを植立2~3ヶ月後から、矯正力を加える。
  1)矯正力を負荷する時期に関する明確な根拠はない
  2)ミニスクリューの動揺・脱落は植立後2ヶ月以内に起こる事が多い
 2.必要があれば、ミニスクリューに即時過重が可能である

【部位】
 ・付着歯肉部。 そりゃそうだ。

チハラの勉強記録

 上記画像は8埋伏の際に舌側板を折って、血腫が溜まっているMRI

【Maxllary archwire construction】
 First order bends
  1.Incisal curvature
2.Canine curvature
3.1st molar offset and toe-in bends
4.2nd molar offset and toe-in bends

Third order bends(Active torque/Progressive torque)
1.Incisor segment: plus torque
2.Canine segment: minus torque
3.Molar segment: minus torque

Second order bends
(1.Power hook)
2.1st and 2nd molar tip back bends:5°

【UA: utility arch construction】
 1st; 1.incisal curvature(Incisor section) 2.Toe-in bend
2nd: 1.Anterior vertical step/Posterior vertical step
2.Lateral bridge
3.Tip back bend(5°)
   (4.Power hook / Crimpable hook)

3rd order bends(Active torque)
1.Incisor section:plus torque
2.Molar section :minus torque
 2~3間にpowerhook付与するので、そのうしろ約1.5mmにAnterior verticalstep→5のブラケット遠心部にキムでVertical stepを付与する。→Flareoutさせる→ 6、6がほぼ平行になるようにする。臼歯部はPassive torque

【ユーティリティーアーチ】
 ・16-22 

【症例より】
 ・3埋伏を出す際に、2にブラケットを付けると、根が触れてしまい、根吸収の原因になりかねないので、3萌出後にブラケットを付与する。

 ・下顎が変位しているケースで、歯列を回転させる場合は最低でも16-22などの太いワイヤーを使用する

 ・7埋伏の場合、起こすと前歯部開咬になりやすい、その場合に整直させてその後圧下させるのもあり。
$チハラの勉強記録

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2012.1.9 WDSC 外科 オルソアンカーを用いた矯正
「アブソアンカー埋入に必要な基本的知識と外科的基本手技」
 日本歯科大学病院 口腔外科 山口晃教授

【術式】
  浸麻→骨膜まで切開、?離→ガイドホール形成、アンカー埋入、アンカー植立、縫合

【大口蓋孔】
 ・8、8の歯冠中央を結ぶ線、7、8の隣接面を結ぶ線、歯槽突起と骨口蓋移項部、正中から15mm 

チハラの勉強記録

【専門医対診の要点】
1.病歴聴取:既往歴、医療機関、主治医
2.病名、病状、治療法、治療薬の確認、手術の許可を得るものではない。
3.手術に関する情報の供与:麻酔薬、手術侵襲について詳細を記載

【鎮痛薬の分類、特徴】
1.酸性消炎鎮痛薬:PGの産生抑制
  正常のPG(胃腸管や腎の保護作用)も抑制→消化管潰瘍、腎機能抑制による浮腫
  インダシン、ボルタレン、ロキソニン、ポンタール

2.塩基性消炎沈痛薬:PG抑制がない
   副作用は少ないが、鎮痛作用、消炎作用が弱い
   ソランタール、ノンフラミン、メブロン、ペントイル、パラミジン

3.解熱鎮痛薬
    アセトアミノフェン:カロナール:中枢性解熱・鎮痛作用さり、消炎なし
    1回600mg頓服すれば満足な鎮痛効果もほぼ満足

【アスピリン喘息】
 ・テオフィリン(喘息治療薬):アセトアミノフェン、マクロライド系を第一選択

【マットレス縫合】
 ・垂直マットレスの返しは浅めにする→創縁が重ならない。

【おもいつき】
・5、6、7Brで6の付着歯肉がない場合
 →5遠心移動させて、その後4にインプラント
  でもそれだと5は6として機能できないと考える
  →じゃあ、一度移動させた後、さらに元に戻すのは?
    →元の状態に戻る。 だめだこりゃ。

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