①ドックベストセメントの説明に先立ち、象牙細管の液体成分が、どのような働きをしているか、また、砂糖やストレスにより液体成分が逆流し、結果として、どのような事が起こるのか。
これらについて、詳しくご説明頂きました。また、つい最近渡米され、ロマリンダ大学より入手された、上記のことを実証する貴重なビデオでの症例もご紹介いただきました。
②では、抜髄根管では、どのような事がおこるのか。象牙質からの免疫応答がなくなり、歯周病に対する抵抗力の消失や、そもそも、象牙細管内に細菌侵入が起こり、感染源の除去が困難な事、そして、歯根の感染と全身への影響についてもご説明頂きました。
③さらに話は広がり、現在の薬物の問題や、栄養療法について。とても一日の講習では我々が消化できない内容まで広がりました。
④歯髄神経を残すことがどれだけ重要な事か、関連する講習を頂いた後に、実際に、ドックベストセメントの臨床応用テクニックの講習と実際に抜去した齲蝕歯牙に塗布、貼薬の実習を行いました。
⑤とても充実した講習会ののち、小峰先生を囲んでメンバー有志と懇親会を開催いたしました。クリスマス イブの夜でしたが、早速、教えていただいた栄養療法に則った酒の肴と、赤ワインで、話は盛り上がり、終電近くまで話は尽きませんでした。
記入・文責:千原 晃(1月・2月・5月)・酒井 徹(9月)・早川 徹(9月遠藤矯正)・松井 亮二(10月)・藤村 三千代(10月遠藤矯正)・酒井 康人(11月遠藤矯正)・富沢 尚夫(11月3日)・福島 三喜夫(11月4日)・佐野 公永(12月)