場所
講師 経営コンサルタント 石原 明 氏
あらゆる業種のコンサルタントで有名な石原明氏の一日セミナーでした。
歯科的マーケティングとは… 売りに行くではなく、買いに来てもらうこと患者は誰で、何を望んでいるのか。それを見極め、情報を提供する(インターネットなど)
1.人から物を聴くコツ;成功している人から、その秘訣を聞くテクニックとは?
毎日どんなことを行い、一般人がやらない何かの実践をしているか、を具体的に上手に、相手がしゃべりだすように質問を繰り返していくこと。自分からしゃべってはだめです。賢い人は自分のことはしゃべらないで、相手にしゃべらせることがうまい。
Point:本当に成功している社長は、本人は当たり前にやっているから、自覚していない。その当たり前にやっている何かを聞きだすことが大事。
2.競争マーケットで生き残る4つのタイプの歯科医院
マーケット(Dr.)ごとに理想となる医院のタイプは分かれる。
1)地域密着型(チェアー数3前後)
院長のみ 代診なし スタッフ3名前後
2)地域制覇型中規模歯科医院(チェアー数5~8)
院長+代診(2~5名 8名)スタッフ10~20名
3)専門特化した小~中規模歯科医院(チェアー数3~8)
院長のみ、or +代診(2~3名)、スタッフ3~8名
4)大都市制覇型大規模医院(チェアー数15~20)
院長+副院長+多数のDr(5~20名)、スタッフ50~100名以上
自分が今後自院をどのタイプの形に持っていくのか?しっかり方向性と時間軸を見据えて診療室を作っていく必要があるとのことでした。現在、患者さんが多いから安易にチェアーやスタッフを増やして設備投資しすぎるのは、危険であることを自覚すべきである。自分の性格やコミュニケーション能力を冷静に見極めて、目指すべき医院の形を決めること。
3.とにかく歯科院長は外の世界に出向いて富裕層の多業種との人脈やコネクションを作る努力をすること。出し惜しみしながら、売り込む会話術を身につけること。自分が歯科医であると、しゃべらないで相手が興味を示すように会話を進めること。自分の趣味や特技、コレクションから絆が生まれることもあり、患者さんの広がりが無限になることもある。
非常に感動的なセミナーでした。